眼瞼下垂の手術の前後写真

梶原アイクリニック

眼瞼下垂の治療 皮膚は切らずに瞼を上げる経結膜手術法

福岡天神西通りの眼科
西鉄福岡駅より徒歩6分

当院のまぶたに関する診療は完全予約制(診察日は水・金と隔週土曜のみ)となっております。受診希望の方はお電話(092-761-7949)にてご予約ください。ご予約のお電話は火曜日以外なら営業時間内は受け付けております。

眼瞼下垂の治療

成人の眼瞼下垂の患者様のうち、多くの方が該当する腱膜性眼瞼下垂は日帰り手術によって治療が可能です。
当院では腱膜性眼瞼下垂に対する手術治療を長年行っています(専門外来のため予約が必要です)。眼科における眼瞼下垂症手術としては、近隣の総合病院の手術症例数を上回っています。当院では数年来、毎月必ず複数件の眼瞼下垂手術を行っております。
手術で伸びてしまった腱膜を切除・短縮する事でまぶたが楽に上がるようになります。

当院では眼瞼下垂治療において皮膚には切開を行わない、まぶたの裏側から切開する経結膜法を主に採用しております。
※当院の方法は切らない眼瞼下垂手術(通糸法)とは異なります。※まぶたの皮のたるみが強い方の場合、皮膚を切らざるを得ないケースもございます。
 
最近は腹部や心臓の手術ですら大きな傷跡が残る事を避けるためや、術後の回復と社会復帰までの期間を短縮するために小切開や内視鏡など、様々な工夫がなされている事を考えますと、眼瞼下垂手術にも革新が必要だと感じました。
 
結膜切開からの手術は切開線はまぶたの裏の奥にあるため、お顔の傷痕が「目立たない」のではなく「お顔の傷痕はゼロ」です。そして腫れの程度が軽く、腫れが引いていくスピードが早いです。腫れの持続期間は個人差がありますが、切らない眼瞼下垂手術を過去に他院で受けて再発した方にこの経結膜切開法を実施したところ、当院での術後も腫れ具合には差がなかったというお話がありました。
 

左目術直後の写真です。眼帯をせずにバスや電車で帰られても他人には気づかれなさそうですね。

当院では「お顔の傷痕ゼロ」と「腫れている期間の短縮」を求める方からご予約いただいております。(そもそも、本来は両者を提示されたならば皮膚を切らない方法を望まれる患者様のほうが多数派なのではないでしょうか。)
瞼の裏からの切開手術に関しては、他院がほぼ行っていないため、需要と供給がまったく合致しておらず、水曜・金曜しかオペしていない当院予約制外来へ、長崎や大分、熊本など広範囲から一極集中している状況です。ただし手術ですぐ治り、腫れる期間が短く長期に通院する必要も無いため、まだまだ予約枠には余裕がございます。これほど次々と患者様が治り、受診しなくて済むようになる外来も珍しいのではないでしょうか。
術中の痛みは最初の麻酔注射の時のみで、結膜は粘膜であり目薬での麻酔がよく効きます。粘膜への点眼麻酔を充分に効かせた後に、一般的に結膜注射に使われている針よりもさらに細い針を採用して麻酔を行っておりますので、皮膚への注射よりは痛くありません。いつ注射されたかよくわかっておられない事もあります。局所麻酔の手術ですが、手術中は眠っておられる方もおられます。 
術後は麻酔がきれてくると鈍い痛みが出始めますので、院内で鎮痛薬を内服していただきます。飲み薬で充分効果があります。術後用に鎮痛薬を数日分お渡しはしていますが、翌日以降飲まれていない方がほとんどです。
 
皮膚側から切る方法と比べると非常に腫れの引きが早く、5~10日後には、腫れは素人目にはわからない程度になる事が多いです。
 
皮膚に傷が無い事から、傷跡の心配がまったく無いのはもちろん、翌朝から洗顔や洗髪、お化粧さえ可能です。

より自然な術後形状の追求

当院で行われる眼瞼下垂手術の特徴の一つとして、術後の上瞼の形状の自然さがあります。

他院にて眼瞼下垂手術を受けられた方で、上瞼のラインが丸くなく、上瞼中央が富士山のように尖ってしまっているケースを見かける事があります。
人の上瞼の縁は丸みを持った弧(カーブ)を描くものであって、それが特定の場所でカクっと尖っていては、眼は富士山のような三角形となり不自然です。眼瞼下垂の術後に中央一箇所が富士山のように尖っている三角目は、あまりにおかしいのでさすがに手術した病院で修正してくれるケースが多いと思われますが、そこまで極端でなくても二箇所がカクカク尖っている四角っぽい目はしばしば見うけられます。
一般的な皮膚切開からの手術では、まぶたの表側を比較的広く剥離したのちに縫うので、自然なカーブの調整はやや難易度が高いです。それでも安定して自然な丸みを出せる執刀医は名医といえるでしょう。ただ、経結膜アプローチの手術ではまぶたの表側をまったく剥がさないため、ナチュラルな上瞼のカーブ(丸み)が保たれます。上瞼のどのあたりを高くするかといったデザインの微調整は瞼の表と裏の位置関係の対応を熟知する必要があり、熟練を要しますが当院では可能です。
当院では上眼瞼が挙がるという事のみならず、受診される患者様に女性が圧倒的に多いという事もあって、術後の丸みが自然である事にこだわりと熱意を持って丁寧に手術中のデザインや位置決めをしています。いかにも手術をして作ったな、と他人にすぐ気づかれてしまうような不自然な形にはさせません。

そう言い切れる眼瞼の専門家はとても少ないと思います。(ただし最も自然な形状に落ち着いてくるのは術後2ヶ月たってからです。それまでは形状が微妙に変化しますが、時間経過とともに自然になる方向へ落ち着いていきます。)
 
何ミリ短縮するかの加減については、挙筋群の短縮量と実際に瞼が上がる幅というのはイコールではありませんので、経験と術中の微調整と過去のデータが強い味方となります。

※手術前の患者様が心配なさる事がありますが、瞼の位置が上がり過ぎて目を閉じられなくなる事ありません。少なくとも当院では過去一度も起きていません。

※当院で片方のみまぶたの手術を受けられた方の写真を見ても、専門家でないかぎり左右どちらが手術した瞼なのか言い当てる事ができないケースもあります。

※瞼の皮のたるみが目にかかる事によって視界が遮られる場合、眉毛下からの皮膚切除を行います。眉下切開とも呼ばれる方法です。

※瞼の皮の余りがあって、なおかつ下垂手術を機に幅の広い二重も同時に作りたい方は、経結膜法は向かず、美容外科での皮膚切開法をおすすめします。

正面写真 上が術前・下が術後です。眉毛まで総動員して頑張って目をあけようとしても十分でなかったものが、額をリラックスさせても楽に目が開くようになっています。
術前(左)は無意識に額の筋肉で眉を上げ、上眼瞼挙筋にもかなり力を入れて開けようと努力している状態です。この状態は長続きはしません。術後(右)は自然に楽にまぶたを上げる事ができ、眉毛の位置を上げずに済んでいます。

術前に目の上のくぼみが強い方は、弱めの短縮ではくぼみが消えるだけで、上まぶたの高さ自体は思ったほど上がらないという事もありえますので、そのあたりも考慮した短縮量の設定が重要になります。

目は顔のパーツの中で最も美的な影響が大きい部分です。手術治療によって外見上も改善する事が多いですが、美容が目的に含まれておらず、眼瞼下垂症という病気の治療として受ける場合であれば保険適応(適用)があります。手術料単体の金額は3割負担の方で片目あたり21600円です。民間の医療保険に加入されている方は、(契約内容にもよりますが)そこからも手術給付金が支給される事がほとんどです(入院を必須の給付要件とするような保険契約の場合を除く)。

瞼が上がりにくい事や、視界がせまい事に薄々気づいていても、加齢のせいでどうしようもないものだろう、と考えて諦めておられる方も多いようです。しかし眼瞼下垂は加齢によって誰もが陥る状態ではなく、治療でかなりの改善が見込める病気です。まぶたの下がりや視界を遮るほどの上まぶたのたるみが気になる方は、当院へお電話でご予約の上、ご来院ください。(新患の予約枠は原則午前11:30〜または14時台です。)

→→→<次項> 眼瞼下垂手術の流れとよくある質問はこちら

 

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ご注意
まぶたに関する診療は完全予約制(予約方法はお電話のみ 092-761-7949)とさせていただいております。また、初診時にはまぶたが下がる前の昔の写真をご持参ください。ご予約のお電話は火曜日以外なら営業時間内は受け付けております。実際の診察は水・金・土に行っております。

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