お知らせ 逆まつげの診察の予約方法はネットからのお申し込みに限定させていただきます。■■こちら■■よりネット予約システムへお進み下さい。
※このHPの瞼に関連する項目は執刀医が自ら作成した文章ですので、当院でオペを受けられる事がきまった患者様も再度、目を通していただきますようお願いいたします。初診日よりも前に、必ず患者様ご本人がこのページの内容に目を通され、リンク先の手術経験者のかたのブログも読まれるか、下記の動画(他院で手術うけた人)を見られてから、ご来院いただくようにお願いしております。
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逆まつげ(さかまつげ)の手術治療については、この事で当院をご予約なさるかたがなぜか20歳前後の女性の割合が多く、その年代のかたになぜか予約忘れなどでの無断キャンセルや当日キャンセルが非常に多いです(もちろん全員では無いですが)。そして当院では現在、逆まつげ以外のまぶたの手術希望者の急増により、医師の時間枠確保が徐々に難しくなっております。扱う疾患の種類を削減する必要性にせまられている状況です。
逆まつげ治療ができる場所が元よりきわめて少ない情勢の中、迷惑行為によって当院での逆まつげの手術は一切取り扱いをやめて撤退する可能性もでておりますので、なにとぞ、無断キャンセルや当日キャンセルはなさらないようにお願いします。
ご自身のスケジュールの把握が難しいかたは予約制ではないほかの自由受診の眼科を受診なさってください。
睫毛内反(しょうもうないはん)
まつ毛が眼球に当たる病気で、一般的には逆まつげと言われています。
乳幼児の場合、逆まつ毛があっても毛がとても柔らかく、よほど重症以外はあまり問題になりませんし、成長とともに大部分の子はある程度は改善します。しかし、成長しても治らない場合や視力の低下やめやにの増加・結膜充血が起きるようなケースでは、まつ毛が角膜に触れないように離す手術が適応になる場合があります。
下の写真は左から術前・術後1週目(抜糸直前)です。
若年者の下まぶたの逆まつ毛(内反症)は再発性がありしぶといです。
外見上、手術の傷跡は残ります(それがどの程度かは、個々人の体質と術前の重症度によって様々です)。この点含めリスクについてはよくご了承いただいた上で、目の痛さや睫毛の当たる違和感、涙が出る事や充血などのつらい眼の症状を軽減する事を外見よりも優先される方には、保険適応内での手術治療も可能です。
術前に何度か通院していただき、手術以外の方法で改善が見られない場合のみ手術を行います。手術は執刀医・スタッフ・患者様の三者が力を合わせ一丸となって1つの病気の改善に取り組むものですので、術後に納得し満足していただくためにも、患者様ご自身の全面的なご協力も必要となります。
まぶたの手術を行う医療機関はとても多くあるにもかかわらず、病気の治療として逆まつ毛の切開手術を長年実施し続けてきた病院は、かなり少ないようです。
上まぶたの逆まつげの切開法は扱っているクリニックは多くあり、特に若い方、二重の幅などにこだわりのある方の場合、外見が大きく変わるため、他院をお勧めする場合もございます。
手術が怖いという感覚はさかまつげについて来院されたかた全員が持っておられますが、その中でも特に重傷のかたはこのまま痛い状態が続く事、抜くのもそのたび痛いのにまつ毛を抜き続ける事のほうがもっとつらいと考え、現状から変わることを決意しておられます。
実際に手術を決断された方からは、傷痕どうこうよりも、さかまつげの症状のほうがよほどつらかったと言っておられます。
世の病気のうち、痛みがあるが原因は不明で、根本的治療法が無い病気というのはさまざまあります。しかし、逆まつげはそれらと比べれば痛みの原因は明確ですから治る希望はあります。ただ、それを施術できる医師があまりに少ないため、患者さんは難しい状況に置かれています。
(他サイトへのリンク 1)さかまつげが再発を繰り返し、治せる医者が見つからない(2007年の投稿)
(他サイトへのリンク 2)隣県も含め多数受診しても、さかまつげを治せる眼科が見つからない(2007年の投稿)
上記リンク先をかならず受診前にご覧ください。1.の投稿はなんと福岡県でのお話のようですね。10年以上前の投稿ですが、残念ながら現在も、さかまつげを治療できる医療機関があまりに少ない状況は改善していません。
(他サイトへのリンク)形成外科で3度オペうけるも再発を繰り返し、4度目の眼科手術で成功 (各段階の写真多数)
※睫毛を眼から離れさせる事以外に、外見に関するなんらかのご要望・ご指定がおありの場合は、保険適応にはなりません。
術後の傷にまつわる外観の変化には個人差が大きいため、他のかたの術後写真や体験談をご覧になっても、あなた自身が他人のケースと同じ結果になるわけではありません。
上記の内容をご理解いただいた上でなお、ご本人の手術へのご希望が明確な場合のみ手術を行なっております。
※美容外科など他院での手術で問題が生じたかたの瞼への追加手術等は行っておりません。
※予約時間に来院されず無断キャンセルをなさるかたは、以降当院で手術へ進む事はできません。相互の信頼関係が必要です。
※高齢になってから現れた逆まつげは下記のようにまた別の疾患であり、治療法もやや異なります。
逆まつ毛に対するまぶたの手術のリスク:皮下出血、下まぶたの縁の一時的感覚麻痺、切開創の瘢痕(きずあと)、手術部位の細菌感染症、縫合糸の露出
■■逆まつげ治療において参考になる手術体験のブログ■■
↑さかまつげで受診されるかたは必ず目を通しておかれてください!
眼瞼内反(がんけんないはん)(高齢になって起きる疾患)
眼瞼内反も、一般的に逆まつ毛と言われます。睫毛内反は睫毛が内側に向かっていますが、 眼瞼内反はまぶた自体が眼球側にめくれ込んでいる状態をいいます。その多くは加齢によってまぶたを支える組織がゆるんで起こる退行性の疾患です。ほぼ下まぶたばかりに起きます。
睫毛乱生(しょうもうらんせい)
ほんの2~3本の睫毛のみが眼球方向へ向けて生えており、それ以外の睫毛はほぼ正しい向きに生えている場合、睫毛乱生と呼ばれます。ピンセットで抜いているだけでは、数週間でまた生えてきて痛みだすという状況の繰り返しです。
当院ではピンポイントで睫毛の毛根へダメージを与えたり、メスで切って毛根から切除するなどの方法で、その睫毛が二度と生えて来ないようにする処置(つまり部分的脱毛)が可能です。この脱毛治療のおかげで、たった数本の睫毛のためにまぶた全体を切ったりせずに済みますし、まつ毛を抜いてもらいに延々と通院することから解放されます。
※ただし毛根には様々な成長・分裂の段階があるため、一度の施術のみで必ず全て生えてこなくなるわけではなく、数回照射を繰り返す必要があります。
睫毛の脱毛(毛根破壊)のリスク:局所麻酔時の皮下出血、色素沈着(茶色い点)、色素脱失(白い点が残る場合がある)、まれに眼瞼の形状の変化
Q. 決心がきまってないのに強引に手術を勧められることはありませんか?
当院ではそれはあり得ません。お顔に傷を作る手術ですから、無理にお勧めはしません。むしろご本人の意志が手術治療に取り組む方向へはっきりと決まらないかぎり手術は行いません。
手術という治療手段は安楽な道のりではありません。特に皮膚の一部を切るよう手術は腫れますし、腫れの期間は個人差があり何月まで、と明確に期限をいえるものではありません。
手術を受けた後にご本人が後悔するような事が無いように、当院ではしっかりと手術のリスクについてご説明し、それでも揺るがない手術治療への強い意思をお持ちの方のみ執刀いたします。
急に目が痛くなったり、常に充血していたり涙で視界がうるんでいたりという事がどれほど困る事かは、患者さんご自身が一番わかっておられるはずです。勇気や決断は必要ですが、本気でまつげを眼から離す事のみに専念できるなら、痛みからの解放という何にも代えがたい大きなメリットを重視されるなら、共に手を組んでこの地味につらい病気の症状を改善させましょう。
ご注意!
当院のまぶたに関する診療は完全予約制です。逆まつげの診察の予約方法はネットからのお申し込みに限定させていただきます。■■こちら■■よりネット予約システムへお進み下さい。