梶原アイクリニック

甲状腺眼症・バセドウ眼症

福岡天神西通りの眼科
西鉄福岡駅より徒歩6分

お知らせ

まぶたの予約制外来は現在、初診受付を再開しております。甲状腺眼症については甲状腺の病気でかかりつけ内科の先生からの紹介状をお持ちの方のみ受付いたします。宛名は外来担当医宛とお書きください。予約方法はこちら←をクリック

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眼球突出・目の過剰な見開き

甲状腺眼症・バセドウ眼症

まぶたに関する診療をしていると、まぶたの下がりについてだけでなく、逆に上まぶたが過剰に上がり過ぎた状態や目が前に出てきてるのではないかという事でお悩みの方が時折来られます。これは上眼瞼後退や眼球突出と呼ばれる症状です。ただ、多くの場合いきなり眼球突出ではなく、先に瞼の腫れや目の奥の痛みが慢性的に続いたあとに起きてくるようです。
 
これらはひとたび起きれば外見が別人のように変わってしまいます。眼球突出は単純に前へ目が移動するだけでなく、わずかに外方へも眼球の移動が起き、右目と左目の距離が離れる変化が起きてくる側面もあるため、他人から指摘を受けたり、鏡に映った自分が自分らしく思えなかったり、ご本人の苦しみも大きなものです。
 
しかし(医師も含め)新しく初めて出会った人には、「もともとそういう目の人だったのだろう」と無意識に思われてしまうため、いくら言ってもなかなか理解されない疾患です。
 
過去には出目ではなかったのにここ数ヶ月~数年の単位で目が大きくなる方向へ変化してきたのなら、それは通常考えがたい異常な兆候であり、何らかの病気を疑うべきです。加齢だけでは目が大きくなる方向の変化起こり得ませんので、歳のせいとは考えないでください。
病院を受診する際は、以前の顔(目の開き幅)との差異をわかってもらうため、このような状態になる前のご自分の顔写真を持参されたほうがよいでしょう。そうでなければ、特に初期段階では病的な変化とは認識されない事がありえます。
 
もし最近、目がギョロっとした感じに目つきが変わってきたのであれば、原因として最も多いのは甲状腺疾患です。眼科受診より先に甲状腺の診療を専門に行う医療機関でチェックしてもらいましょう。近隣にそういった分野の専門病院が無いなら、一般的な内科でも甲状腺ホルモン量の血液検査でおおよその判定は可能です。

自らの甲状腺を免疫系細胞が攻撃してしまうバセドウ病・橋本病などの自己免疫疾患である場合、そのような疾患に関連して起きてくる眼の多彩な病的変化は甲状腺眼症と呼ばれます。

甲状腺眼症とは


おおまかに説明すると、自分自身の甲状腺組織を攻撃する自己抗体が体内で生産されている状況で、眼の周囲(まぶた・眼を動かす筋・脂肪など)にも自己免疫からの攻撃により炎症と腫れ・充血が起き、視力や眼の動き、眼球の位置にまで異常をきたす状態です。
 

※写真はイメージです


 
眼症の症状としては、
●眼球が突出してくる
●まぶたが腫れる
●上まぶたが過剰に上がり、目の開きが大きくなる
 +下方向を見たとき上瞼が降りてこず、特に下に目を向けた時にひんむいたような眼になる
●目の向きが一致せず、物が2つにズレて見える複視 (特に上方向を見たとき)
●下まぶたのまつ毛が目に当たるようになる
●寝ている間も目が完全には閉じていない。そのため起床時に目が痛く充血もする
●目の奥が痛いか圧迫感がある
●目の表面の異物感や乾き
●まぶしさに敏感になる
●視力の低下 視野が欠ける
 
などがあります。
※あまり知られておらず、重要な点は、実はこれらの症状の多くが異常な眼球の前方移動(突出)が原因となっており、眼球突出を軽減させる手術によって外見的な問題だけでなく、眼の違和感や流涙などの多彩な症状がかなり軽減するという事です。

↑2度の手術を経て眼球突出を改善させたかたの体験談です。具体的で説得力がありますので、ぜひ目を通しておかれてください。※当院の患者様ではありません。

 
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